知っトク情報

このページでは知っていると役立つ情報をお伝えします。
 ・お鍋でお米を炊く方法
 ・「米粒、米ぬか、とぎ汁」活用法

知っていると役立つ お鍋でお米を炊く方法

 お米は炊飯器に頼らなくても、文化鍋・無水鍋・土鍋などで炊くことができます。
お鍋の条件としては、「素材は厚手」、「フタは重くきっちりと閉まるもの」、
そして「炊く量に見合った深さがある」ことで、フタが軽い場合は上に重しを のせれば大丈夫です。 
 以下に、40年間 文化鍋でお米を炊いている江阪万三子様(東京都江東区) の炊き方を紹介します。

1. 180 ml の計量カップで 2杯分のお米を計る

2. 水が澄むまでお米を 3~4回 軽く洗米する

3. 洗米後、計量カップ2杯分の水を加え、30分位 お米を浸す

4. ガスコンロを点火し、最初から強火で沸騰させる

5. ふき上がってきたら、ふきこぼれない程度の中火にし、
   5~6分そのままにする

6. パチパチと音がしてきたら、3~4秒 強火にしてガスを消す

7. そのままガスコンロの上で 10分蒸らす

8. 炊き上がりのご飯をしゃもじで混ぜて、余分な水分を逃がす

9. 炊飯ジャーに移して、保温する

10. 茶碗によそって、 ハイ いただきまーす

江阪万三子様(東京都江東区) の炊き方



※  この炊き方を知っていると、地震などで電気やガスが止まった時に役立ちます。
※  上記の手順のうち、ガスコンロ を 卓上カセットコンロ に置き換えることにより
   災害時でもお米を炊くことができます。
※  日頃から、お米、 水、 卓上カセットコンロを用意しておくことをお勧めします。
※  もし芯が残ってしまった場合は、1.8リットル炊きの炊飯器に対し、大さじ2杯程度のお酒(水でもOK)を ふりかけ、上下をよくかき混ぜてから、もう一度火にかけ、蒸らすと芯は無くなります。(あまり酷いと直らないことがありますが。。。)

「米粒、米ぬか、とぎ汁」活用法

1.  アクを抜く(竹の子)
竹の子は皮付きのまま、赤とうがらし1~2本を入れ、
米ぬか又は米のとぎ汁で箸が通るまで茹でます。
そして、ゆで汁に入れたままで冷まします。

2.  石けんがわりに (入浴時)
ガーゼ又は手ぬぐいで袋を作り米ぬかを入れ、ヒモで縛り用意しておきます。
入浴のとき、お湯を吸収させたこのぬか袋で身体を洗います。

3.  洗剤がわりに(食器類)
適度な油分を含むお米のとぎ汁には洗浄力があります。
フライパンが温かいうちにとぎ汁で洗えば洗剤いらず。
とぎ汁の替りに?のヌカ袋でも落とせます。
また、食器洗いにも利用できます。

4.  艶出しに
お米のとぎ汁を加えた水を使って廊下や家具の拭き掃除をしますと、
とぎ汁に含まれている適度な油分で艶(つや)が出ます。

5.  やわらかくもどす
お米のとぎ汁の中に、みがきにしんや干し数の子を浸しておくと、 ふっくらもどります。
みがきにしんは一晩、干し数の子は毎日とぎ汁をかけて5~6日。

6.  苦味をとる
ふろふき大根を上手に作るコツは、ゆで汁の中にひとつまみお米を加えることです。
大根の苦味がお米のデンプンに吸い取られ、甘くとろっとなります。