説明
(1) 大潟村の紹介 (大潟村役場・大潟村の歴史より)
大潟村は秋田県北西部に位置する村で、琵琶湖に次ぐ日本第二の面積を誇った湖 (八郎潟) の干拓により誕生しました。
広大な大地 (1万7,203ha) につくられた村の名称は全国からの応募の中から選ばれ、将来に大きな理想と躍進を込めて 「大潟村」 と命名されて1964年(昭和39)10月1日、県内69番目の自治体として6世帯14人の人たちでスタートしました。
(2) 大潟村サキホコレ栽培研究会について
湖底由来の肥沃な土壌と遮るものがなく燦々と降りそそぐ太陽の光が健康で丈夫な稲を育む大潟村で、会員相互の「サキホコレ」栽培技術の向上と高品質 ・ 良食味生産体制を構築し、お客様の笑顔と、「サキホコレ」 のブランド化に寄与することを目的として発足した会です。
令和6年産は全量特栽米認証を取得し、特別栽培米「サキホコレ」を23名の会員生産者が一体となり生産に努めています。
(3) 「サキホコレ」 について
秋田米の新品種の開発事業において、約12万株の中から良食味の系統を選抜していく作業から始められ、最後に絞られた5系統の中から次世代を担う秋田の最上位の株として選ばれ、「サキホコレ」 として品種登録されたお米です。
品種の特性としては 「暑さに強い高温耐性品種のお米」 で、令和5年の猛暑時においてその影響は受けず、 1等米比率は 93%と高温耐性の特性が示されています。
食味は、白さとツヤがが際立つ外観に加え、粒感のあるふっくらとした食感が特徴のお米です。