令和6年産・新米販売開始の「おしらせ」と「お願い」

新米販売開始のお知らせ

令和6年産の新米、9月3日より販売を開始いたしました。
今年の初物は 「富山県産・てんたかく」です。
暑さに強い “高温耐性品種のお米” で、粒がしっかりとしていて弾力がありますが粘りは強くなく、サッパリとした味わいのお米です。是非ご賞味下さい。

当店からのお願い

「てんたかく」は早い時期(8月下旬)に収穫する早生種のお米で、生産量が少なく入荷数も限られているため当分の間お一人様 「5kgのみ」 の販売となります。
 報道されています様にお米の販売が混乱し、価格が高騰しておりますが、今後コメの収穫は中生種、そして晩生種へと移って行き、各地の提携産地から届く量が増えてきますので、冷静な対応をお願い申し上げます。

新米入荷予定

令和5年産・ 新 米 『 品質 と 価格 と 入荷予定日 』 

全国的な猛暑の中、米どころと言われる “ 関東・北陸・東北・北海道 ” においては今迄にない暑さに見舞われ、「稲の高温障害」が心配されているのは報道の通りです。
皆様に提供している “提携米” も同様で、一部分が白くなるお米(白未熟粒)が通常より多く発生することが危惧されていますが、炊いたお米の食味に問題はなく、安心してお召し上がり下さい。

そして食料品の高騰が続く中、一番気になるのがお米の価格です。
当店では持続可能なお米の生産・供給を図るため、需要と供給で価格が決まり生産者手取りが安定保証されない市場価格で決めるのでは無く、「生産者の方々がこれからも作り続けることが出来る価格 (再生産可能な固定価格) 」を提携生産者と話し合い決定し、お客様にご提供させて頂いております。
しかし、昨年より生産資材や運送費等が高騰しているため、価格の見直しを協議しています。
生産コスト上昇分を価格転嫁せざるを得なくなった節は、ご理解を賜りたくお願い申し上げます。

新米の入荷予定 は、ほぼ例年通りです。

10月10日頃  富山・林さんのお米 「富富富(ふふふ)」
10月15日頃  新潟・丸山さんのお米 「コシヒカリ」
10月20日頃  山形・南陽おいしい米の会 「つや姫」
10月20日頃  山形・南陽おいしい米の会  「ひとめぼれ」「はえぬき」
10月20日頃  福島・あいづ農園さんのお米「コシヒカリ」「煌(きらめき)」
10月25日頃  福島・大竹さんのお米 「農薬不使用栽培米 コシヒカリ」
11月10日頃  埼玉・鴻巣 特別栽培米部会さんのお米 「彩のかがやき」

子供たち の 稲刈り体験 in 鴻巣

田植え や 草取り の体験をしてきた田んぼのお米(彩のかがやき)が収穫時期を迎えたので、10月16日に稲刈りをして来ました。

鎌で手刈り
始めは、鎌を使った手刈りでの稲刈り体験です。
子供たちは直ぐにコツを掴み、手際良く稲が刈られて行きました。

コンバインで刈る
途中からは、田んぼに コンバイン が入って、機械による稲刈りを見学しました。
手刈りとは違い、早いスピードで稲が刈られる様子に子供たちは目を輝かせていました。

脱穀する
最後は、自分達が刈った稲を脱穀(稲からモミを取除く)する作業の手伝いです。
刈り取った稲穂を子供たちが運び農家の寺山さんに手渡すと、目の前でコンバインに漉き込まれて行く稲穂に “収穫の喜び” を感じている様でした。

収穫したお米
体験田で収穫したお米(彩のかがやき)は米穀検査を受けた後、他のお米と混ざらないように JA (農協)を通じて弊社に配送され、そして参加者家族にお渡しすることになっています。

『自分で苗を植え、育った稲を自分で刈り取り、収穫したそのお米を自分で炊いて食べる』という、 “究極の至福ごはん” をお召し上がりください。

感謝
最後になりましたが、子供たちの農業体験にご尽力を賜りました農家の寺山さん、そしてJA関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。

そしてこの機会に、「お米(ごはん)および野菜・肉・魚など食べ物の裏側には、一次産業(農林漁業)に従事する生産者がいる」という事を皆様に再認識して頂けたら幸いです。

「富富富(ふふふ)の 田んぼ」 を 見て来ました

8月20日、富山県黒部市で富山の新しいお米「富富富(ふふふ)」を生産している専業農家・林幸治さんを訪ね、今年の生育状況を伺い、田んぼを見て来ました。

生育状況について富富富(ふふふ)は 高温やイモチ病に強い品種であるのですが、「今年は雨が多くその影響が出ないか心配している」と話されていました。

米づくり(農業)は自然相手の産業ですが、天候が回復して美味しいお米が穫れることを祈るばかりです。
尚、富富富(ふふふ)の新米入荷は “10月上旬の予定” です。
皆さま、お楽しみに‥‥

子供たちと 草取り体験 in 鴻巣

田植え体験から2ヶ月が経過した8月14日に田んぼに行って来ました。
植えた時は10㎝程だった苗が草丈80cmにも生長してました。

目的は “田んぼの草取り体験” でしたが、草丈が高く株間に入っての作業は難しいので、畔に近い所の稲株回りの草取りに専念する事にしました。
尚、今回はお盆休みと重なり予定が入っていた方が多く、田んぼに行けたのは息子家族のみでした。

草取りをしながら子供(孫)たちが気になるのは、田んぼの生き物!
白いオタマジャクシ や カエル を見つけて興奮気味でした。

当店人気の提携米 ” つや姫 “

山形・南陽  つや姫

「他店の” つや姫 “と何が違うの?」 と聞かれることも多いので、今日は違いについて説明したいと思います。

 2010年(平成22) 10月10日 に新しい品種としてデビューした “山形・つや姫”はデビュー当初から当店でも取り扱いを始めました 。
『粒が大きく“艶やか”に白くふっくらと炊き上がり、粘り程良く滑らかで、冷めても美味しいお米』
との評価の通り、当店でも人気のお米となりました。

他店との違いは大きく2つあります。

①品質を保障された「山形県産のつや姫」をお届け

つや姫は山形県内の生産者からコシヒカリに代わる品種が求められ、選抜や食味試験を繰り返しながら10年の歳月をかけて誕生させました。
「つや姫の優れた品種特性」 に 「栽培管理 及び トレーサビリティーの徹底を図る」等の方針が連携され、山形県では、県を挙げて“つや姫のブランド化”を推進しています。

(1) 生産者  …… 県知事に認定された生産者が 栽培適地で生産
(2) 栽培方法 …… 有機栽培 と 特別栽培米 に限定
(3) 生産体制 …… 統一したマニュアルに基づき生産
(4) 出荷体制 …… 品質基準を設定し、食味をチェックして出荷(タンパク質含有率6.4%以下だけを つや姫 単一銘柄 として出荷)
(5) 炊飯米調査 … 炊飯米の旨味成分である グルタミン酸 や アスパラギン酸 がコシヒカリより多く含まれている

最近では、宮城・島根・大分・長崎など他県でも栽培され始めていますが、品種は同じでも管理体制が異なります。
※他県産との見分け方のポイント
山形県産つや姫の米袋には、登録証に記載されている「つや姫のロゴマーク(※のデザイン)」をデザイン化した米袋を使用しています。

②作る人の顔がわかる“つや姫”
当店の“つや姫”は、山形県産であることに加えて生産者を特定したお米なので、
『山形・南陽おいしいお米の会の“つや姫”』としてご紹介して取り扱っております。
尚、南陽おいしいお米の会とは30余年前から信頼関係を深め、「毎年収穫前に1年分を契約」して提携米としてお客様にお届けしています。

何よりも「白いごはん」が大好きな人に” つや姫 “をお勧めします。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

令和3年度 埼玉県鴻巣市・特別栽培米部会さんの新米

彩のかがやき

埼玉県鴻巣市・特別栽培米部会さんの新米の入荷状況についてお伝えします。
11/5に新米が入荷し、11/6より販売を開始しています。

食味についても刈り取ってみないと分からないとのコメントでしたが、大変美味しくできていました。価格と味のバランスがよいので是非お試しください。

埼玉県鴻巣市・特別栽培米部会さんのコメント

 鴻巣は昨年のような猛暑の夏ではなく、逆に今年は長雨の影響でイモチ病の被害が心配され、刈り取って見ないと分からないです。
 尚、お届けしていた “キヌヒカリ” は高温に弱いので作付けを控えました。本年産米からは埼玉県の奨励品種である 「彩のかがやき」をお勧めしますので、今まで同様ご支援の程お願い致します。

新米は 11/6 よりの販売開始しています

令和3年度 福島県喜多方市・大竹久雄さんの田んぼ

先日、提携先の様子と新米の販売開始時期をまとめた形でご報告しましたが、収穫前の田んぼの様子を連絡いただいていますので、各農家さんの写真と共に改めて共有しておきます。

大竹さんのコメント

今のところ、有機無農薬米の生育に問題は無く、稲穂は頭を下げ垂れてきている。
しかし、9月に入り低温となり7日間も寒い日が続くのは初めての経験なので、今後お米の登熟がどうなるのか分からないという状況の下で田んぼの稲を見ています。

大竹さんのご夫妻

新米の販売開始は 11/8頃 を予定しています。

令和3年度 宮崎県山崎町・井野農園さんのお米

宮崎県の井野さんより令和3年度のお米について続報です。

 9月の報告では田の水管理をしっかりやったので楽しみだが、例年にない8月の長雨があったので刈り取って見ないと分からないとの事でした。
 実際に収穫して見ると満足のいく品質では無く、今年も販売を休止するとの申し出がありました。
 井野さんの百姓としての誇り・虚しさの中の苦渋の決断と思うのですが、当店としても申出を受け入れる事にしました。
 合鴨米を楽しみにして下さったお客様には、来年度以降の収穫を楽しみにしていただけたらと思います。

井野さん 1991年に合鴨農法を始め、2021年で30年。
合鴨たちが雑草取りをしてくれています
合鴨の動画もいただきました。 癒されますね。