お米の保存方法

お米は購入してから食べるまでの間に食味が落ちてしまうことがあります。
食味が落ちないためのポイントを以下にまとめました。

1. お米の保管場所
風通しが良く、日光の当たらない暗い場所が適しており、
フタのある容器に入れて保管するのが理想的です。

★ もし、冷蔵庫に余裕があるなら、夏のお米は、野菜室で保管しよう!
  但し、お米に水分が付かないよう、タッパー や ペットボトル など密封できる容器に入れることをお勧めします。

2. お米の購入量
お米が美味しく食べられる期間の目安
 <夏>      精米されてから一ヶ月位
 <秋から春まで> 精米されてから一ヵ月半位

★ 当店ではご家庭でお米を購入するときは、夏は20日位で消費できる数量を、
  秋から春は30日位で消費できる数量を購入することをお勧めしています。

3. 異臭防止
お米は臭いを吸収しやすく、一度臭いが付着してしまうと、
洗米しても取れにくくなるので注意が必要です。

★  お米の保管場所のそばに、洗剤・灯油など臭いの強いものを置かないよう、ご注意して下さい。

4. ひび割れ防止
ひび割れしたお米を炊くと、炊き上りがダンゴ状となり、
しっかりしたご飯の粒になりません。

★  お米に直射日光を当てたり、高温環境、風にさらすことは止めて下さい。
★  お米を洗った後、ザルに入れて長時間放置することは止めて下さい。

5. 虫の発生防止
米びつの中で見かける黒い虫は甲虫のコクゾウムシ(穀象虫)です。
象の鼻ような細長い口でお米に穴を開け、卵を産み、成虫するとお米の中から出てきます。 いも虫のようでしたら、ノシメマダラメイガです。
成虫すると蛾となり、 お米のヌカや胚芽の部分に卵を産みます。

★  ヌカが保管場所や容器に長時間ついていると虫発生の原因となります。
  お米の保管場所や容器、そして台所の周辺を常に綺麗にしておくよう、心掛けて下さい。